9・6 サッカー日本代表対タイ代表 よかった点についての感想

【サッカー・日本代表①】

9・6

 

今さっき終わった最終予選の第二戦。

 

アウェーでの勝利。

格下相手だけどとりあえず勝ててよかった。

選手たちもこれで一息できるだろう。

 

勝ったのは勝ったけど、決して内容がいい試合だったとも言い難いと思う。

悪い点は相変わらず変わらない。

判断が遅い。プレーに緩急がない。パスを受けに顔を出さない。

 

だけど悪い点はきりがないから、今晩はよかった点に注目して就寝。

そう、意外にこの試合収穫があったと思う。

 

1. 浅野と原口の前線からのプレス

2. 同二人の得点

3. 山口の守備的ミッドでの活躍

 

 

1。浅野と原口の前線からのプレス

これはかなりよかった。

日本がパスサッカーを目指したいのなら今日の浅野と原口が見せた前線からのプレッシングが必修になってくる。

グアルディオラやクロップが作り上げてきた、作り上げているチームは徹底的に前からのプレッシングを重視してる。

その効果は一目見ればわかると思う。
浅野と原口が前から相手ディフェンスにプレッシャーをかけることによって、相手のパスが中途半端になってミスに繋がったり、もしくはクリアをして日本ボールになる。しかもこれが基本的比較的高い位置でのこと。

とくにクリアして日本のディフェンス陣をリカバリーしまた攻撃を組み立てる。このようなパターンを多く見れたときこそが今日の代表戦の一番いい時間帯だったと思う。

奪われたらすぐ前からプレスし、ボールを奪取したときに余裕を持ってなおかつ高い位置でまた攻撃に転換する。

 

2。浅野と原口の得点

今日も本田と香川のデータに残る活躍はなかった。両者ともにゴール・アシストがつかなかった。

その反面、前の試合に変わってスターティングイレブンに入った浅野と原口が目に見える結果を残した。

とくに浅野は持ち味の快速を生かしての得点。

今まで固定気味だったが、浅野や原口、そして清武の存在で今後の代表の構造を考え直すきっかけにもなると思う。

これをいい意味での競争につながれば日本代表はもっとレベルアップするだろう。

 

3。山口の守備的ミッドでの活躍

個人的にこれが今日一番評価すべき点だと思う。

今日の山口は前回のUAE戦でブランチがしなかった仕事をした。

カウンターを狙うタイのボールを次々から防いだり、前に出てカウンターにつながりそうなパスを出しそうな選手にプレスを掛けほかの日本代表選手に守備をそなえる時間を与える。

今までだとダブルボランチを置きながらも役割分担がはっきりせず両ボランチが前に上がりすぎて、カウンターを食らった時に二人とも不在でピンチを招く。

山口は今日はっきりと守備に徹し、もう一人のボランチ長谷部と前線にしっかり仕事に徹する余裕を与えた。

実にすばらしい仕事ぶりだったと思う。

こういう役割の選手をどんどん試してほしい。今回の山口はもちろん、守備的もっど専門の細貝や、ルーマニアでプレイする瀬戸貴幸選手などにもチャンスを与えて欲しい。そしてこの最終予選の後半にはメンバー、そしてプレースタイルを固めていって欲しいと思う。

 

 

今日ぼくが見た限りのいい点は主にこの三つだと思う。

ただやっぱり悪い点が多すぎる。タイ相手に二点しか取れてないのも問題だけど、単純に今の日本のサッカーの精度が低すぎる。

素人並のミスをしたり、クリアするべきところでパスでつなごうとしたり。

もっともっといいサッカーができるはず、しないといけないはずの日本代表。

今後また今回の試合の悪い点に関してもまとめたいと思う。