12・7 大谷ポスティング。上限5億円の可能性も。そもそもできない可能性も? 【プロ野球⑤】

先日北海道日本ハムファイターズが来季終了後大谷選手をポスティングすると発表しましたねー

 

大丈夫なのでしょうか。。。

 

というのも、今の状況だと大谷君のポステイング料は最大で575万ドル(現在のレートだとおよそ6億5000万円ぐらい)になる可能性がある。

 

なぜそうなる可能性があるか見てみましょー。

その前に、これは全て今ある情報で書いています。もちろん僕が知らないところでNPBMLBがなんらかの合意に至っているかもしれません。今後今から書くことが覆される可能背もあるので、あらかじめ申し訳ありません。

 

ポスティングシステム

2013年にMLBNPBが合意したポスティングシステム、実は3年契約だったらしいです。

そう今年の2016シーズン終了後この制度はすでにないのです。

ポスティングシステムがない今、どう大谷選手をポスティングするつもりなんだろう。

日本ハムファイターズだけでなく、全球団が影響される問題に、なんでNPBからなにもないのだろうか。

うーん。

 

MLB2016年度新労働協定

とはいい新しいポスティングシステムを作ればいいだけの話では....

と思ったけど、実は先週MLBPA(メジャー選手会)とオーナー代表団が新しい労働協定を発表しました。

その一つに気になる内容が....

 

25歳以下の外国人選手について、

1シーズンにつき、1球団の海外選手に使えるお金は475〜575万ドル(まだ正式な金額は決まっていない模様)。

南米の選手に対しては、ポスティング料は存在せず、契約金で釣り上げるのが現在の状況。

じゃあ日本人選手のポスティングの場合、この575万ドルの上限はポスティング料プラス契約金になるんじゃないかという懸念。

そうだとしたら6億円どころかそれ以下になる可能性が。。。

そうじゃなくても上限は6億5千万円。

 

去年のオフにポスティングでアメリカに行ったまえけんの2000万ドルに比べると。。。。

 

実際ポスティング制度がない今、この6億5千万円のポスティング料もそもそもないわけですが。

となるとFA前に日本球団がポスティングをするメリットが全くなくなる。

今後メジャーに行きたい選手道は実際断たれてる状況なのではないでしょうか。。。

 

全く前が見えない状況だということだけは確実。

 

今後どうなるか。。。

大谷がポステイングされると騒いでる間に、いろんな問題が起こりうるとわかり始めた今。

スティング制度が更新されてないことは大問題。

メジャーの新しい労働協定もかなり日本球界にしては理不尽な内容。

とはいい日本プロ野球機構がなにもしなかったことが一番のミスだが。

 

最悪の状況だと大谷は野茂みたいに一度任意引退する道になるか?そうなるとプロ野球に戻ったときはまだ日ハムが保有権を持ってることになるからファイターズ復帰になる。。。

 

どうなることでしょうか。

 

大谷だけじゃなくて、今後夢のメジャーを目指したい選手全員に関わってくる問題。

さあ今後どうなるでしょうか。

 

改めて言いますが、今後いろんなことが変わってくることは大いにありえます。あくまでいまのことは「今現在得ることができる情報」でのことです。

 

 

すいません、英語の記事ですが、最後の方に新ポスティング制度が3年契約だということが書いてあります。

m.mlb.com

 

これも英語です。USA TODAYというアメリカの新聞が書いた新労働協定の概要。

www.usatoday.com